声優黄金世代論

こんなものをつくってみた。
http://hokusyu.hp.infoseek.co.jp/seiyuuougon.html
資料。
http://kaolu4seasons.hp.infoseek.co.jp/okiba/nendaibetu.htm
http://hokusyu.hp.infoseek.co.jp/seiyuurank.html
http://hokusyu.hp.infoseek.co.jp/seiyuunendai.html

http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20060427(事務所別イレブン試案)

黄金世代は80年、70年、65年あたりといえそう。id:K_NATSUBA氏の予想が実証されたかたち。ただ、63年、73年あたりは思ったよりのびませんでした。
堀江由衣田村ゆかり川澄綾子と、SS評価声優の最強3トップを擁する76年のランキングが低いのは予想の範囲内。ナバ様以外のバックが、そこそこ年季の入った声優ヲタでさえ後輪左、という感じだもの。67年はともかく、77年に関してはここまで上がるか、という感じ。確かにバランスのいい好チームだとは思っていたけれど。
82年がビリなのはちょっと可哀想。これからの選手たちだから、まだまだ伸びる可能性あり。むしろ71年組の不甲斐無さよ。
61年、65年(67年)、70年、75年(77年)、80年とだいたい5年ごとにビッグウェーブが来ているのは、S評価以上を5年ごとに区切って選出しているからだ*1、という批判はありえます。しかし、たとえばSSS評価に関していえば、区切りの開始年から選出されているのは桑島法子(75年)、水樹奈々(80年)のみであって、林原めぐみは67年、かかずゆみ井上喜久子に関しては一番不利なはずのそれぞれ74年、64年からの選出です。また、SS評価、S評価に関しても基本的には分散しています。たとえば75年-79年世代のSS評価は76年3人、77年1人です。*2、けして初年に偏っているとはいえません。また、むしろ各世代の強さを分けているのは、飛びぬけて強い選手がいるかどうかではなく、世代を無視して選出されたA、B評価の選手が、各ポジションにバランス良く配置されているかどうか、言い換えれば、C、D評価の選手がいかに少ないかにありそうです。
評価の主観性に関していえば、無いとは言い切れませんが、11人の合計で計算しているので、ある程度帳尻は合っているのではないかと。
ビッグウェーブの後の世代が落ち込むのは、結局前年に声優が増えたせいで仕事のパイが減ってしまうから、という理由に落ち着きそう。
参考議論。
http://d.hatena.ne.jp/K_NATSUBA/20060131#1138734699

ご意見、ご感想*3、お待ちしております。

*1:当然、年齢が上なほど経験・実績の面で有利になるであろうから

*2:80年に関しては、偏りすぎ、という批判は、結構正当。どうしても今旬な声優の評価は上がってしまうから。この2,3年で、80年世代のランクが下方修正される可能性はあり。理論上最大値は55ポイントなので、44ポイントというのはどう考えても異常。ただし、それでもポイントが35点を下回ることは無いと思う。

*3:たとえば、この声優がこの評価なのはおかしい、なども