「景気」対策としてはそうでしょうとも。でもなー

http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20081001/1222813889
ほら、枝野さんは「小沢独裁」にNOと言える気骨ある政治家として与党支持のみなさんも褒め称える「反小沢派」らしいので、心配しなくても民主党の公式見解じゃ無いと思いますよ!
まあマクロ経済的にトンデモですねは良いんですけど、トンデモですねで終わる話では無かったと思います。記憶があいまいなんですけどこの発言が出てきた文脈って、三菱UFJがモルガンに増資しましたけど今買って大丈夫なんですか。まさかこの期に及んで投資銀行やりたいわけじゃありませんよね、とか、でも意外に日本の銀行ってお金持ってたんですね。それでも仕組み的には法人税払わなくていいんですよね。すごいなあ、とか、景気回復が大事っていうけど、この前景気よかったとき庶民は全然景気よくなかったんですけど、とか、つまり経済システムも含めてこれからどういう社会で暮らしたいん?という、政治の文脈です。「景気」とやらが回復したとしても庶民の生活がよくなる保証はありませんよでも「景気」回復しないとひどくなることだけは間違いないですよいやなら投資してくださいリスクは自己責任で。まさにリスク社会においてリスクは下層階級に集中するというウルリヒさんの言ったことそのままですが、たとえばぼくは経済とか全然わからないんですけど、歴史を鑑みるに金融安定化法案は絶対とおしておかないとまずいと思います。ただ、いかなる政府介入もありえん的なバカリベは別として、どうせ懲りずにまったく同じ手法を繰り返すんじゃねーのっていう不信感は共有します。左派なので。だってもうサブプライムみたいなバカなこと出来ないように金融システムをこういう風に変えますみたいな話が金融の中の人から全く聞こえてこないでしょう。